安中駅


安中は東邦亜鉛の企業城下町、駅の西側はほとんど東邦亜鉛の敷地となっている。
信越本線も横川で分断されてしまい、高崎にほど近いことから乗降客は学生中心で、貨物駅に旅客施設があるといった印象。
安中駅からは、亜鉛の製品や精錬過程で生じる硫酸が発送されており、材料となる亜鉛鉱は太平洋側の小名浜から両毛線経由で運ばれてくる。使用車両は、タキ15600亜鉛焼鉱専用車、タキ40005750などの硫酸専用車など。最近、トキ25000の新造車(東邦亜鉛所有の私有貨車)が登場した。

 

 

 安中駅ホームから横川方面。

東邦亜鉛へ入る引き込みは、一旦横川方面に引き上げ左手方向へ。上り勾配が付いている。

停車中の貨物は亜鉛精鉱専用のトキ25000新造車。
安中運輸のDD352が入れ換えを行っていた。

 安中運輸のDD352、左右から。かたつむりのようなヘッドライトが面白い。

 安中駅構内から東邦亜鉛への引き込み・・上り勾配があり鉱山内へ引き込まれる

 

横川方から構内を臨む。              

タンク車の先、右手へカーブする線が引き込み線。
四角い口をあけた薄緑の建物は安中運輸の車庫、中にはもう一両のスイッチャーが休んでいた。

 

 

 横川方。手前は信越本線。

架線柱の向こう側が引き上げ線。硫酸タンク車が無造作に留置されている。

タキ4000や5750など


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