その1:アンデコをデコレートする 2

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2001/09/02

昨日の続きはデカール製作から始まりました。
デカールはALPSのプリンターで製作、車番や細かな標記などは本やリーディング鉄道博物館のホームページで探し、そこそこの位置に貼り付けています。

嬉しいことに、そこそこメジャーであれば各鉄道ごとにHistoric Societyという団体や博物館、保存鉄道があり、現役時代の写真や機関車の車歴、番号など相当詳しく知ることができます。リーディング鉄道もそういった団体の運営する博物館があります。また、SLやディーゼル機関車、貨車なども保存されています。 

車番はリストにあったSW1500のナンバーから作り易そうな番号を選んでフォトショップで加工しました。Reading Lines のマークも写真をベースに起こしたものです。(右)

ちょっと苦労したのは前面デッキのゼブラ塗り。この部分には手摺りの受けやなにかのフックなど凹凸が多く、マスキングテープをぴったり貼るのは大変でした。結局、かなり塗料が回ってしまい、レタッチの賜となってしまいました。

デカールを貼り終えれば全体の調整とデカール保護に半艶にしたクリアを吹き付け塗装はほぼ終了です。面倒だったので床下は筆塗りです(^^;)。

この末期の塗装は経費節減のため行われたもので、大手でもNYCやB&Oなど各社で見られるものです。RDGではスイッチャーはSW1001から、本線機ではGP-39からこの塗装になりました。

GP-39ではヤードや駅での識別にキャブの屋根にもナンバーが描かれています。スイッチャーの屋根は写真で見る限り描かれてないようなので取り敢えずそのままにしてあります。

さて、これで上回りは手摺りやベル、フォーン、ライト類などを残すのみとなりました。

が、当鉄道ではアメリカ型はすべてDCC組み込みを基本としていますので、上回りに細かい部品を取り付ける前に下回りの加工を行うことにします。

下回り(下の写真左奥)を見ると、さすがに安いだけあって?ライトが片側のみです。またDCC組み込みには集電部分とモーターの間に配線することになるので、結構な加工が必要になりそうです。

アサーンの加工でよく行われているのがモーターの換装で、ちょっと奢って缶モーターにすると走りも相当良くなるらしいのですが、約27ドル=3千円ちょいで買った機関車ですからモーター1個と同じ価格・・ばからしいので今回はパスしました。

ま、そうは言ってもDCCのデコーダーを載せるので追加資金は必要なのですが。

デコーダーは、これも通販で取り寄せてまして、Digitrax社のHO用DH-121、一番安いタイプで実売価格$15です。送料などで日本円で2千円強にはなります。5千円ちょいでデコーダー付きの入れ換え機であればコストパフォーマンスはかなりなものです(よね?)

ということで、今回はここまで。

次回はデコーダーの搭載です。いつになったら走らせられるのだろう・・・。

 

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