車両の寝床その1

Nゲージの寝床

 


収納場所の様子

 

Nゲージの車両は自作した木製のケースに収まっています。
材料は5mm厚のベニヤ(シナ材)、コルクシート(1mm厚)、スチロールシート(3mm厚)、10mm角材などです。1ケースに6段の引き出しが入り、引き出し1段に12両入る仕切を設けてあります。したがって1ケースに20m車で72両入りますから、そこそこ収納性は高いのではないでしょうか。運転会など外出の際にも、1ケース抱えて行けば相当な台数を持ち運べます。

写真のように車両を寝かせて収納するところは市販の車両ケースと同じです。引き出しの底は、車両が直接当たるので石油化学製品の使用を避けコルクシートを貼りました。コルクには弾力があるのでウレタンに近い性能があります。


ケース内・2列×6段=12両ケースとなる。

製作上の注意点は、それぞれの材料がしっかり直角、並行が出ていること。ここがうまくできていないと引き出しに収めた際に隙間ができたり、ひどいものでは引き出しに入らない場合が出てきます。
作例では、ベニヤ部分だけ近所のドイトで切り出してもらいました。

切り出した部品の接着は木工用接着剤(塩ビ系)を使っています。こつは、接着できるまで動かさないようしっかり固定すること。硬化すればかなりの強度になり、Nゲージ車両でしたら機関車を12両入れても大丈夫です。

費用は、同じ両数を入れるなら車両ケースの半額くらいでできます。手間はかかりますが。