車両の寝床−新たにHOとOナロー用を作成

MDSで自作した箪笥


仲間が増えると模型の対象も自然に増えるのですね。アメリカ型から始めたHOスケールも回りの影響を受けてヨーロッパ型に手を広げてしまいましたし、遊びのつもりで買ってみたOn30のアメリカンナローは相乗効果で仲間が増えて、それに伴って車輌が増え続けています。

以前、HO用に半透明コンテナを使った収納を紹介しましたが、折角作るならHOはひとまとめにこちらの木製ケースに収めることにしました。

今回の材料はMDS、ベニヤよりも安いので大量にこういった箱ものを作るには負担が少なくていいようです。
ところが、材料代は安かったものの、カット代がかさんでしまいました。

毎度おなじみドイトで材料からカットまでお願いしました。このくらいの大きさのケースが市販であればもっと安くあがるのでしょうね。すべて定尺(1800x900mm)のMDS(厚さ4mm)を使い、外箱、内側の引き出しに使用しています。
引き出しの受けは角材、取っ手は杉の取っ手を使っています。

【大きさ】(幅×奥行×高さ)
◇外形  :350×280×300(mm) 外箱のサイズです。
◇引き出し:345×270×60(mm) で1箱に5段収納しました。
◇区切り :車輌サイズに合わせてスチロール板から切りだした仕切を使ってます。

車両の置き方・・寝かせて収納します。
        このため、底には布(一部フェルト地・大半はタオル地)を貼って車輌が傷つかないようにしています。

これはフェルト地を貼ったものです。(ヨーロッパ型・・DBのTEE客車を収納した例)
100円ショップで450x450mm2枚セットで売られていました。引き出しに使うと1段分にしかならないので、試しに買った分だけ使い、他はタオル地にしました。

タオル地の材料は近所のファッションセンターしまむらで見つけたシーツです。
厚手の布地を探して手芸店やDIY、スーパーなどを回りましたが適当な布が見あたらず、シーツに落ち着きました。パイル地のシーツは適度な弾力があって車輌に優しいようです。

こちらがタオル地を貼った引き出しです。
On30のシェイ、ポーター、ダヴェンポートのDLなどとともに、ウェイカーなどの貨車も収納しています。まだ車輌が少ないのでこのように適当に並べただけで仕切も作っていませんが、もう少し車輌が増えたところで、機関車、客車、貨車などを分類して仕切も用意しようと思います。

こんな車輌立ちも集めております^^;
引き出しの深さは5cmですが上下の間隔は6cmあるため、こういった車輌やOn30の車輌でも余裕で入ってくれます。
杉の取っ手材はこの形で売っていました。いちいち切る手間がなくて作業は楽です。

今回、6箱を量産しまして、1つの引き出しにHOの客車が5両入るので1箱30両、6箱で180両の収納庫となりました。勿論、On30のように大きいものを入れれば収納両数は減ります。